外国語マスターの唯一の近道 | CLEAR Communication Consulting

2019-02-13

断定的な表現であおったり、人目を引くためにあざといタイトルを付けるのは好きでないのですが、
外国語をマスターする上で、唯一の近道というのはあるように思っています。

ちなみに、「外国人の恋人を見つけること」とか「外国に住むこと」
あるいは「子どもの頃に外国に住むこと(←もう遅いって(^0^;)」のように、外国頼みな方法ではない、自分だけでできる方法です。

唯一の近道、それは暗唱です。

あまりに地味すぎるのですが、地味だからこそ、
地道な努力が求められるからこそ、多くの人に顧みられないような気がします(^0^;)

暗唱には、いくつものメリットがあります。
それを説明したいと思います。

暗唱の4つのメリット

 

メリット1: リスニング練習になる→耳が良くなる

暗唱の素材は「文字と、音声のある素材」であれば、何でも良いです。
そして、音声を聞き込んで、音を覚えていきます。
その過程で、かなりの時間、リスニングすることになります。

 

メリット2:単語力・表現力がつく

暗唱した文に出てきた単語は、記憶に深く残ります。
その分、単語力がつくことになります。

同じことは、イディオムなど、英語独特の表現にも言えます。

 

メリット3:文法力が身につく

「日本人は文法ばかりできて、リスニング・スピーキングが全然だ」と
自嘲気味に(あるいは、学校教育を批判して?)語る人が多いのですが、私はそうは思いません。

日本人、文法力も弱いです!!!

詳しくは別の機会に書くことにして、暗唱のメリットに戻りますが、
文を暗唱するということは、その文に出てくる文法事項も一緒に身体で覚えることになります。

 

メリット4:スピーキングの練習になる!!!

これが、暗唱以外の勉強法ではなかなかできない、暗唱が特に優れた点です。

暗唱するためには、何度も、何度も、口に出して言い、身体で覚えるまで慣れる必要があります。
必然的に、スピーキングの練習になっているのです。

 

まとめ

暗唱は、リスニング、単語力・表現力、文法力、スピーキングの力をつけられる
一石五鳥くらいある、素晴らしい勉強法です。
ぜひ、語学の勉強に、暗唱の習慣を取り入れてみてください。