「通じる英語」に必要な、2つの要素

2019-02-17

「英語圏に住んでいる」人に対して、「うわぁ〜!英語がペラペラなんですね。うらやましい」と言う方をよく見かけます。たしかに、日本に住んで日本語しか使う必要がない環境にいる人よりも、英語を話す機会が多いのは確かです。

ただ、英語圏に住んでいる人、かつて住んでいたことのある人をよく観察してみると、必ずしも「ペラペラ」とは言えません。リスニングは、「何十年住んでいても、良くて8割」と仰る方もいます。また、スピーキングも「とりあえず色々言ってみて、身振り手振りと状況から何となく分かってもらっている」ような人も少なくありません(もちろん、美しい英語を話す方もいらっしゃいます)。

実際、私のパートナー(アメリカ人)と一緒に、日本人の友人と話をした後など、「○○さんの言ってたこと、分かった?」と聞くと、「いや、よく分からなかった( or 全然分からなかった)」という反応が返ってくることが、実に多いのです。

「実は理解してもらえていない人」の英語の特徴は、2つあると思っています。

発音と文法です。

発音が聞き取りづらいと、そもそも何を言っているのか、何も分からないということになりかねません。強いて言えば、耳が遠い人の前で、小声で話すようなものです。「音」は何か聞こえても、そこに何の意味も載ってこないため、ただの雑音に聞こえてしまうのです。

その中から、少しでも分かりそうな音を拾って、自分の頭の中で単語を組み立てたり、ところどころ分かる単語を組み合わせて「言いたいこと」を想像するのは、聞いている側にかなりの負担がかかります。

文法は、単語と単語を組み合わせる方法です。「リンゴ」「ミカン」という単語があったとしても、
「リンゴ」より「ミカン」が好きだ、という話なのか
手元に「リンゴ」は無いけれど、「ミカン」はある、という話なのか、単語だけでは分からないのです。

文法が弱い人の英語は、「リンゴ!ミカン!」という単語だけが聞き取ってもらえている状態です。

、、、で、リンゴとミカンをどうしたいの?
リンゴとミカンがどうしたの?

という肝心の部分が、分かってもらえないのです。

単語一つずつがブロックだとしたら、
文法はブロックを組み立てて、意味のある形(メッセージ)にするためのルールです。

 

ルールを無視してブロックだけ投げつけても、なかなか拾ってもらえないのです。

 

本日のまとめ:

「話しているつもりなのに、相手に通じていない英語」に欠けているのは、発音と文法力